「普段から使える！先祖プチ供養とその裏側」
1年に2回お彼岸があり、お彼岸にはお墓参りに行く方もいらっしゃると思います。

お墓参りに行けない方でもできる、ご先祖さまの供養の方法をお伝えしたいと思います。

お彼岸の時というのは、昼と夜が同じバランスになる時でもあり、陰と陽、あの世とこの世が近くなり行き来しやすくなる時でもあります。
亡くなった人の世界と生きている私たちのいる世界がぐんと近くなる時なのです。

仏教の世界では、あの世は三途の川を渡った川向こうに広がる世界と伝えられていますが、イメージは、あの世とこの世は太陽と地球のように反対向きに回っていると思って頂くとよいかと思います。

と言うのも、この世の私たち人間は時が進んで歳を重ねますよね。しかしあの世というのは、もし亡くなった時が100歳だったとしても、あの世に居てる時間がだんだん長くなると、自分が1番良かったと思う時(=年齢)に戻りあの世で過ごしているからです。

私たちみんな亡くなってあの世に行ったら、あの世で時間をかけて色んなことを清算していきます。
仏教の世界では、まず亡くなってから49日間をかけて階段を登るように一段ずつあの世に向かって進みます。この世での行いを一つずつ清算していくのです。いわば生きている間にした経験を魂が記憶装置にインプットさせていくイメージです。

これをある程度終えた人は、あの世で1番良かった時の年齢に戻られる方が多いように感じます。

 
なので、病気に苦しみながら亡くなられた方も、あの世では同じように段階を経て1番良かった年齢に戻って過ごしています。ずっとあの世でも病気で苦しいままということはありません。

寿命を全うして亡くなられた方は、49日をかけてこの世にお別れをして、あの世に行ってからは生きてきた分だけ階段を登りながら清算していくので、そうすると1番自分が良かったと思う時に戻ることができるのです。

 
なので、今まで私があの世から連絡を受け取ったり、お客様のご依頼であの世から亡くなられた方を呼び出したりした時には、色んなパターンがありました。

伝えたい、その人にわかってもらいたいと、依頼者が知っている年代に戻ってから連絡がくる時もあれば、
急にこちらから呼び出したりした時には、あの世の状態(亡くなった年齢じゃなくお気に入りの年齢)で出てこられて、亡くなられた時よりも若かったりする事があります。

なんなら、人によっては子ども時代が良かった人は亡くなったのはご年配になってからでも、呼び出すと子どもになって出てこられた事もあります！

お彼岸は、普段はなかなかあの世にいる家族に届けられない想いや供養も、お彼岸の日なら届きやすくなると言われています。
それは、太陽と月の関係があったりもしますが、普段は交わらない逆回転のあの世とこの世が、急接近する日がお彼岸だからです。

 
お盆は、年に1度あの世にいる亡くなられた方が家族のもとへ帰ってこれる日です。
日本のお盆では、この世にいる家族に迎え火を焚いてもらうことで、その煙に誘われ、キュウリで作った馬に乗って間違えることなく早く帰ってきます。
数日間この世にいる家族と過ごし、お土産やお弁当を持って、ナスで作った牛に乗って牛歩でゆっくりと送り火の煙に乗り間違えなくあの世へ帰って行くと言われています。

しかしお彼岸は、あの世の人がこの世に帰ってくることはできませんが、あの世とこの世が近くなることによって、普段は届けにくい祈りや供養が届きやすくなる時なので、お彼岸に先祖供養をされると確実にご先祖さまに想いを伝えることができますし、供養を届けられるのです。
そうすることで、ご先祖さまに喜んで頂けて、困った時にはご先祖さまの力を貸して頂けるようになります。

 
ただ、あの世とこの世が近くなるこの時期には、注意が必要なことも実はあります。

あの世とこの世が近くなるという事は、陰に引っ張られやすくなる時ということでもあります。
季節の変わり目も相まって、体調を崩しやすくなったり、気持ちがネガティヴになりやすくなったり、普段ならそこまで落ち込まない出来事でも気持ちが落ち込んでいるとついつい落ち込み過ぎでしまう事があります。

こんな時期だからこそ！
ネガティブな思いに引っ張られないように気をしっかり持つことと、自分の気持ちを落ち込ませないようにご機嫌になることを意識していくことが大切です。

 
また、この時期は食欲が増す人も増えます。
原因はひとつだけではありませんが、お彼岸が近くなってきて、最近よく食べてるなと感じる物は、亡くなられた方が好きだった食べ物であったり、亡くなられた方が欲しがっているものを欲してしまうという人もいらっしゃいます。

 
そんな時いつもおすすめすることは、お彼岸が終わるの治ってきますので、そんな時はその方を思い出してあげて、その方へ好きだった食べ物や飲み物を買ってきて、気持ちの中で「どうぞ」とお供えしてあげる。それから頂いてくださいとお伝えしています。
そのものを食べたり飲んだりしていると涙が出ることもあります。それはその方が喜んでいる涙だったりします。

 
お彼岸近くなると、ふと「そう言えば、おじいちゃんは日本酒が好きだったな」と思い出したり、ふと行ってみたくなる場所がでてきたりすることがあります。
そういうのは、亡くなったご先祖さまの想いなんだなと受け止めて、お家に仏壇がなくても、買ってきて自分で食べる前に気持ちだけで大丈夫です、「おじいちゃん、好きだった日本酒だよ。どうぞ」と1分でも3分でもいいんです。
少しおじいちゃんへお供えした気持ちで待ってから召し上がられるとよいと思います。

お墓参りに行けなくても、こんな些細なことでも供養になります。

ご先祖さまの事を思い出して、買ってきてみてください。ご先祖様は喜んでくださいます。

 
ただひとつ要注意点があります。
必ずおじいちゃんならおじいちゃんを思い出しながら「おじいちゃん、どうぞ」とピンポイントで相手へ影善(お仏壇でしないお供え)をしてください。

お仏壇でしないお供えは、相手を想ってお供えしなかった場合、浮かばれていない方（無縁仏・餓鬼）へボランティアのようにした事になり得ます。
そうなってしまうと、良かれと思ってした行いも悪行になってしまう可能性がありますので、ご注意ください。

 
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自己紹介：インスピリスト伴（霊能者）
私は幼少期からいわゆる「見えないモノ」が見えたり聞こえたりしていました。
みんなも同じように見えると思い込んでいたのですが、「どうやら自分だけが見えているらしい」と気づいたのは幼稚園の頃。
ですから、物心がついたときには、すでに見えていたし、幼い時からの教育すべてが神仏との共存の仕方でしたので、みなさんが何を知っていて、何を知らないかが分かりませんでした。ただただ私は、私に見えているコト、（見えない世界から）メッセージをみなさんに伝えしています。
時にはすごく古い日本語で「汝（なんじ）、●●をすべからず」など難しい言葉で言われたりもしますが、私の主観を入れないよう、ほぼそのまま相談者に伝えるようにしています。それを聴いた本人が、どう判断するか。それは、「その人の運命に必要なコト」だからです。

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神社の由来や古事記に記載されている内容とは異なることがありますが、別ものだと思って楽しんでいただけたら幸いです。

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