一般的に天国にいく/いかないと言われているこの『天国』という言葉。
この天国という言葉を使っているのは、カトリックだけです。
同じ意味を指す言葉として、仏教では『あの世』、神道なら『黄泉の国』と言われています。
なぜ宗教というものがあって教えを説いているかというと、死後の世界に迷いなく行くことが出来るよう道筋を立てるためです。
私たちは死後、信じる者に連れられて死後の世界へ行くからです。
まず始めはお母さんが亡くなっていれば、お母さんが迎えにきます。
母親が嫌いであろうとその母親のお腹の中から生まれてきたので、産み出した人が必ず迎えにきてくれます。
もしお母さんがまだこの世にいる場合は、お母さんのお母さん(母方の祖母)が迎えにきます。
それもやはり、お母さんのお腹の中を通って生まれてきているからです。
しかし迎えにきても、手を取ってくれるだけで話しをすることもありません。
ただ母親は手をとってくれるだけなので、その時に私たちが信じるものを持っていたならば、あの世に行く道筋に信じるものがいてくれて、迷わず進むことが出来るのです。
それは別に宗教でなくても構わないのです。
例えばカトリックを信じている人であれば、マリア様を信じているので、映画フランダースの犬のようにマリア様の使いである天使たちがやってきて、天国へと導いてくれます。
周りを天使たちが護衛しながら天国へ上がっていくことができます。
もし仏教を信じている人であれば、天女が迎えにきてくれてあの世へ導いてくれます。
そういう風にして、信じるものが護衛をしてくれながら私たちは死後の世界へ行くことができます。
しかし、すぐにあの世にポン!と行くわけでありません。実は順序があります。
私たちが亡くなった後、まずは亡くなった事を理解して最長120日ほど日をかけてあの世にたどり着きます。
カトリックなら100日祭、仏教なら四十九日や百箇日法要などがあり、なぜそんなことをするのかはこういった意味合いがあります。
もしきっちりとした法要をしてもらわなかったとしても、節目節目にお経があると、新幹線や飛行機に乗ったように、確実に目的地までスムーズに行くことできるのです。
なぜ宗教が生まれたか言うと、迷いなく死後の世界へ行くためであり、宗派が違ってもたどり着く場所はみんな同じです。
死後、どんな乗り物に乗ってあの世に行くかが違うだけです。
宗教があることで道中導いてもらうことができ迷わずにたどり着けますが、宗教でなくても"信じるもの"があれば十分です。何でもいいのです。
『このアイドルが好き』『宝塚が好き』でもいいのです。
好きなものがあるということは、これが好き。という私を信じていることになります。
なぜかというと、信じるものがある人は『信じる』ということに慣れています。
信じるという力を、生きている間に身につけることが出来ているから良いのです。
何か好きなものがあって、ずっと好きでいられる人というのは、それを強く想う心があるということであり、強い心がある人です。
しかし信じるものがない人は不安定になりやすい傾向があります。
何もかもが弱く、強く想う心がない人はいつも迷ってしまいます。あっちにフラフラ、こっちにフラフラとなってしまいます。
『何かを信じて全うするということが自分の心を強くすること』と知って頂きたいです。
『この人に会えたから一年は頑張れるわ』『これがあったからしばらく頑張れるわ』という気持ちがあるかないかでは、人生の充実感も変わってきます。
その好きなものや人から、頑張れるエネルギーをもらうことができるからです。
それはその人にとってパワースポットとなります。そして好きなものは、自分を喜ばせてくれるものと信じていることになり得ます。
『好きなもの=信じるもの』
これはとても大切です。
少し辛いことがあったという日でも、これを見ればリセットされるというものをあなたは持っていますか。
中途半端な好きではなくとことん好きを持っていますか。
信じるられるものを持っている人は、信じるものを置き換えて信じるということができるようになります。
信じるものがある人の世界は、信じ合うことができます。
これから来るであろう和合の世界では、この『信じ合えること』『委ね合えること』が大切になります。
信じることが出来ないというのは、どこかいつも不安があるということ。
どこの世界にいるかは自分で決めることができるのです。
もう住み分けや振分けが終わったと言われていますが、藁にもすがる思いでやれば必ず変わることは出来きます。
ここまで、「宗教でなくてもよいので信じるものをもつ大切」を伝えてきていますが、なぜ宗教があるかと言うと、そこには哲学があり、聖書があり、その教えは全て人間が幸せになるための教えになっています。
昔のものなので難しく書いていますが、基本的には『人を愛しなさい』『人を信じなさい』『人に委ねなさい』『人を思いやりなさい』ということが書いてあるだけです。これはどの宗派もどの宗教も基本的には同じです。
どの宗教も『人は1人では生きれない』ということを今世で学んでくださいと説いているのです。
『人を信じることが出来る』ことが1番幸せになることだと思います。
人を信じ愛することが出来たなら、天国へ行きやすくなります。
そうやって辿り着いた死後の世界はどんな世界かと言うと、死ぬ瞬間の世界と同じ世界が待っています。
死ぬ瞬間『あぁ、よかった』と思えるのか、『まだやり残してるわ』と思うのかでは、あの世の世界は変わります。あの世は、死んだその日の前後約3ヶ月間が繰り返されます。
だからもし、自分が死んだことが分からなくて、お母さんが手を差し出してくれた事に気づけないとあの世に導いてもらう事ができず、いつまでもあの世に行くことができません。
そうなると、いつしか浮遊霊となってしまいます。
例えば病院で横たわり、ピコンピコンと音がして、その音を聞いている自分は『あぁもうそろそろだな…』と思っていると亡くなった母がどこからか現れて、立っている方へついて行くと、身体(肉体)から霊がスッと抜けます。
観音さんが見えたと言う方もいてますが女性(=母親)であることが観音さんに見えるのでしょう。
スッと霊が肉体から抜けた後、ゆっくりと時間をかけて自分が死んだことを理解してあの世に上がっていきますが、死んだことに気づかなかったり、まだ死にたくないと思っている間は、この世に彷徨ってしまい、その場に居続けることとなり、そのまま放置されて幽霊になるわけです。
幽霊も自由に動けるようになるのは、死んだと自分でわかってからです。
でも、死んだことを理解できていないうちは付いて行きたくても半径500mほどしかついて行けず、またもと居た場所に戻ってしまいます。
よく、「幽霊って自由に動けないんですか?」と聞かれますが、幽霊が出る場所や肝試しに行く場所が心霊スポットになるのは、幽霊がそこから動けないから心霊スポットになるわけです。
しかし、死んだ場所から動きたくても動けず、人に付いて行きたくてもまたもとの場所に戻されていることにオバケ自身は気づいていないことがあります。エンドレスにこれが続くわけですから、通りかかる人に何度も話かけるのです。
誰もは気づいてくれず、気づいた人にはきゃーー!と驚かれて逃げられてしまう幽霊は、悲しくもなりますし憎しみもうまれます。その気持ちが違うものとくっ付いたりして、悪霊になったりするのです。
例えば、事故などで死んでしまうと、自分が気付かないうちに肉体は死んでしまったりして、事故現場に霊だけが残されてしまうことがあります。
だから、沖縄のユタの方やお坊さんがそういう事故現場や霊の残されてしまった場所へ行き、「あなたは死んだのですよ」と霊に伝えて連れて帰り、お葬式をして上へと上げてあげる作業が必要なのです。
居残こされた霊はちゃんとお葬式をしてもらうことで、死んだことを理解しあの世へ行くことできます。
このお話を知り覚えておいてほしいことは、突然の事故や危篤状態で意識が朦朧とした時に、自分の体が下に見えた時は、死んだのかな〜と思ってほしい。そして、お母さんやおばあさんが見えたら一緒に行ってください。
浮遊霊にならないために、お願いします。笑
その時は『死んだこと』をまず理解してほしいと思います。
体調の変化を気づく3つの大切なこと ここで季節の変わり目で本来これくらいってね、もう徐々にほんまに去年くらいやったら暑いくらいでもう半袖でっていう形やったのに、結構ねこう今寒さが朝夕の朝晩の、…
思いと行動が伴うと運気が上がる! 苦手を意識しすぎるとマイナスに動く 苦手苦手って思いすぎると、苦手苦手って思うと自分は出来ないというイメージの方が強くなってしまうんですよ。 だから苦手意識が強くなればなるだけマイナスに…
『今あなたがいる場所は幸せですか。』 これから、反乱期があった時と同じ星の巡り(明治維新と同じような時期)がこれから世界全体にやってきます。 昔、黒船が来た~! 見たことのない大きな外国人がや…
お正月に歳神様をお迎えした鏡餅 食べる事でご利益をいただけます(^人^) 鏡餅には今年の幸を運んでくださる歳神さまが宿っています。 どんな年になるのかはその年の鏡餅を見れば判ると言います。 カビの生え方、ヒビの入り方、乾…
「お賽銭の量は願い事の重さ」 先日のセミナーでお賽銭について質問をいただきました。 1つ目の質問は ◯一つの神社に沢山お詣りする場所がありますが、お賽銭の金額は メイン(本殿)に一番沢山入…
今を知るキーマンはあの人だ なんとなく囚われている感じが凄くするのと、スピリチュアルなことってね、10年位なんですよ。 10年位とてもスピリチュアルなことが流行って、 丁度江原さんが出始めた頃から流行り始めたのかなって思…