よく相談で水子さんの話になる事があります。

確かに水子さんのいる方には水子さんがついている事が多いですが
水子さんが祟って（たたって）悪さをすることは、ないと思います。
忘れないでほしいと思っている水子さんは多くいるのは確かです。
三途の川で親より先に亡くなった子供たちは親が来るのを待つと言う話があります。
三途の川を渡るにはそれなりの物が必要になります。
水子の力ではその船に乗ることが出来ず、親の来るのを待つのです。

その間に石を三つ積むと親孝行をしたことになるのであの世に渡る船に乗る事が出来るのです。
しかし鬼が来ては
その石を蹴飛ばしてしまします。
子供たちは、
また一生懸命に石を積みます。
その繰り返しです。

水子さん達は鬼が来るとお御地蔵様の袈裟の中に隠れます。
鬼が去るとまた石を積みます。

「一つ積んでは父の為、二つ積んでは母の為、三つ積んでは故郷の為兄弟我身と回向し・・・・・」歌を歌いながら大きな石を積むそうです。

水子さんをを鬼から守ってくれるのがお地蔵様です。


そのお地蔵様はお釈迦様が亡くなる時に枕元にお不動様を呼んで
「私が去った後、三途の川で子供たちを助けなさい」と言われたそうです。
そのままの姿では子供達が怖がるとイケナイと化けたのが御地蔵様の姿だそうです。
水子さんを救うことは出来ず、只々鬼が来た時に袈裟の中に隠す事しかできないと「悲しいや悲しいや」と歌われたそうです。

とても悲しい話ですが
この世の土を踏むことなく世を去った水子たちも羨ましいや羨ましいやと母や父や兄弟を嫉むことなどありません。
確かに小さな子が熱を出した時、そばに水子いると言う話はよく聞きますが
嫉んで出てきているわけではなく兄弟を見に来てい居ることがあって、元々感のキツイ子は熱を出す事がありますが
嫉みではなく、互いのエネルギーの調整が上手くいかず熱を出す事が多いだけのようです。
水子さんはこの世の供養が食事となります。年一度「地蔵盆」の時にでも供養をしてあげてください。（地蔵盆は地蔵菩薩の縁日8月24日を中心にした３日間　） 水子さんも13歳までは大きくなれると言う話を聞いたことがあります。

13年供養をして上がると親が来ずとも先祖の迎えを受けられると聞きます。
悲しい事ですがこの世に生まれなくとも使命を果たしてこの世を去ります。

今は色々な事がわかり生前記憶のあるお子さんが多くいます。
お母さんのお腹に入ったいた時からお母さんの為に色々と応援してくれているようです。

母のお腹に入った事で充分なお役目をはたします。
そして守護するものがつかない限り生まれて来る事が出来ないのです。
この世に生まれて来る事はとても神秘的な事であり奇跡的な事なのです。
水子は１３歳まであの世とこの世を行ったり来たりするとも聞きます。

座敷童（ざしきわらし）は妖精とも言われますが、供養されている水子さんかもしれないと言います。
お仏壇に少しのお菓子をお供えすると喜んでくれます。
仏壇が無ければテーブルの上にでも「どうぞ」と一言かけてあげると喜んでくれます。

我が家にも座敷童いました。私の兄です。
（母が言うには男の子だったそうです。
水子さんです。もしこの子が生まれていたら私はこの世に存在しないのです）
子供が生まれてから
よく遊びに来ました。おもちゃ箱からお人形がなり始めたり、ベビーメリー（ベビーサークルにつけるメリー）が突然鳴り、来たことを知らせてくれます。

子供もそれを見てけらケラケラと笑います。


多少びっくりはすると思いますが決して怖いものではないのです。

座敷童が居ると家も繁栄します。お商売なら繁盛します。

私は水子の兄に子供の事を頼みます。「私、今日はついて行けないけど心配だからよろしく」と頼むと護衛に行ってくれます。私の水子の兄は永遠の13歳です。父も行き母がこの世を去る時居なくなると思います。

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