お葬式の仕方をお悩みの方は○○を振り返るべし
―質問しても良いですか？

 
―はい。全然質問していただいた方がありがたいので。

 
ー言っても良いですか？

 
―はい。

 
―あの、実はね、先祖が宗派を変えてまして、で、いよいよ見送らないといけない段階になった時に、私とかは改宗してないので、例えば、親が宗派を変えた場合、送る時に私は入信してないんですけど、流れが変わったり、御祝儀が変わったりするんじゃないかと…。

 
―それきっと、あの、私は宗教家ではないので、宗教それぞれによって言い方が違うと思うんです。

でも、私は死んだ人からしか聞いたことがないので、聞いてないので、死んだ人は何も困らないです。

葬式っていうのは、その残された人が亡くなった方を見送るということで、一つ心のけじめが着きますよね。

亡くなった方が最後、この世とお別れするときの、卒業式みたいな…。

なので、どんな宗教で送られたとしても、迎えに来るのは大体ご先祖様なんです。

大体、お母さんが先に亡くなっているので、亡くなっているとお母さんが迎えに来ます。

これは、会ったことがなくてもそうなんです。

これは、お母さんのお腹を経て私たちはこの世に生まれるじゃないですか。

一度も会ったことのない、お母さんであったとしてもお母さんの体の中から私たちは生まれます。

なので、亡くなる時もこの世に連れていく、三途の川までっていうか、これも仏教の世界が、三途の川です。

だから、宗教によってそれぞれ、あの世の行き方は違うんですよ。

カトリックなんかやったら、主の下に自分から天使に連れられていく、フランダースの犬みたいな感じで行きます。

って言われてます。

仏教やと、三途の川まで行って、脱衣婆というお祖母ちゃんによって、そこで着ぐるみ剥がされるのか、三途の川も色んなコースがある訳ですよ。

楽ちんコースもあったら、頑張らなあかんコースとか、ドロドロなかなか行けないコースとかあるんです。

これも、仏教の教えの中にあります。

と思ったら、一般的に日本は、閻魔様というのに会って裁きを受けてあの世に行く。

これは、宗教やったりで説明していることが違うんですね。

なので、実際は、亡くなった方が言うには、やはり対岸に行きます。

この世の岸とあの世の岸は違います。

これを川のように見える人もいれば、雲の上を歩くように、という人もいれば、必ずしも、良く亡くなった方が花畑を歩いている夢を見るっていうじゃないですか。

対岸の向こうが花畑になっていることが多いです。

で、あの世の先が花畑の人は、間違いなく天国に行く。

あの世の川の向こう側が、こんなん言ったらあかんけど、岩場のようになっていると、道が険しいあの世の道に行く。

なので、大体亡くなった方は、見送られることはセレモニーなので、どんな宗教でも構わないんです。

ただ、沢山修行をされた方が読むお経というのはすごく尊いものやとされているので、送る時の、言ったらご褒美みたいなものです。

なので、それが例えば素人の方が読み上げたとしてもあの世に送ることが出来ます。

あの世にはどんな形であれ、伴う、お母さんが来てあの世に行くので、間違いなくあの世に行く訳です。

ただ、親が迎えに来ても、この世に未練があって行かない人が浮遊霊になったりします。

なので、こうやってちゃんとお葬式をしてくれる子孫がいて、ちゃんとそうやって迎えに来てくれる先祖がいて、ちゃんと先祖がわかっているので、そうするとどんな宗派で送ろうが、必ずちゃんとあの世に行きます。

で、あの世に行く岸辺に行ってから、岸辺まではその親が連れて行ってくれます。

そこに行って、裁きを受けた後は、親と一緒にあの世に帰れるかと言ったら、あの世に親と一緒に行ける場合とあの世に一緒に行けない場合があります。

これはまあ、色んなね、閻魔様の裁きを受けたり、あの世に行く手続きがあったりするので、なかなか行けないです。

「鎌倉物語」っていうのがあったじゃないですか。

あの「鎌倉物語」（っていう映画）は、堺雅人さんとあの世に行くじゃないですか。

あんな感じです。大体。

船に乗って、雲に乗ってとか、電車に乗って、何かに乗って、乗ってていう表現は知らない間にあの世の岸辺に行くんですって。

ただ、亡くなる時に親や知らない人、お祖母ちゃんが迎えに来たりします。

母親が迎えに来て、そこに乗せられて、その人に連れられて上がっていきます。

で、気が付いたら何かに乗って降ろされたのが、あの世に岸辺で、そこからどの道を行くのかというのは本当に色んなことがあります。

ただ、この時見える世界は、自分たちが信仰している世界の裁きのモノになります。

カトリックの人は、そこに行くと主がいます。

イエスキリストが居たりとか。マリア様が居たりします。

で、例えば神道なら、神道の神様の下に行きます。

そこでお代官様みたな人がいて、そこで裁きを受ける。

裁きというか、手続きがある。

仏教の人は、三途の川で脱衣婆に会ったり、閻魔様の裁きを受けたりしながらいきます。

これは、その時宗派を、自分たちが信じてる、それを持っているとそこへ行きます。

なので、割に税関を通る時の、先持って登録してあるじゃないですか。

そうするとピッて通れるじゃないですか。

でも、登録してない人って税関で一々聞かれるじゃないですか。

そんな感じです。

宗教を持っている人は、割に先持って繋がっているので、ピっと行けたりします。

でも、無宗教の人はあの世に行き方が分からないので、戸惑うので色んな手続きがあったりします。

だから、信じているもので親御さんを送ってあげると親御さんはすんなりあの世に行ける。

で、あの世に行って、先祖さんと宗教が違うからと言って、会う会わないって宗教の人たちは良く言うんですが、亡くなった波動の世界にいるだけなので、もし、すっごく嫌いな御祖母さん、お姑さんとか、良く相談があるんですが、お姑さんと一緒のお墓に入りたくないんです、お墓に一緒に入ったら、あの世でも一緒にいたくないから、っていう相談がありますけど、もしあなたがお姑さんより良い人になっていたら、あの世でお姑さんに会うことは無いですよ、って。

自分の持つ波動の世界に行きます。

なので、死ぬときまで自分が幸せなら、天国に行く。

でも、死ぬ間際自分が不幸なら、不幸な場所にいるので地獄に行くっていう訳です。

なので、何で送っても先祖様に会えるか会えないかは自分の生き方しだいです。

っていうことになるので、宗教でどうこうという心配はしなくても大丈夫です。

なので、本当に、この宗教というので色んな戦争もしたりしますけど、信じて、これを信じて進むことによって心強さを持てるっていうのが宗教の良さです。

信心、って信じる心って書くでしょ？

信心って、人が言うのを信じる心ですよ。

あれは、人の言うことを信じる、それが宗教です。

これがいいよ、って言った人の、その人が言ってるから良いんやな、って信じれたら、自分が安堵する訳ですよ。

だから、例えば仏教に入って、家はお不動さんを祀っていたりとか色んな神様を祀っていたりしますが、でもその神様たちにうちの子たちは守られているという、信じている、この神様たちに守られているという信じる心があるから他所で少々何かが起きても、大丈夫、って思える。

これが、「信心」の気持ちになります。

それが段々と色んな宗教が出てきて、他を信じたらあかんとか、他宗派はどうやとか言うことが、人がやることなので、そういう風にややこしくなったりもしますが、基本的には亡くなったらどの人も皆あの世の岸辺に行きます。

ただ、岸辺に行って帰りたい、って言って帰ってくる人もいます。

なので、本当に宗教の改宗の相談も物凄く多いんです。

でも、そんなに心配なさらず、一番は亡くなられた方がどうやって送って欲しいか、っていうので送ってあげるのが一番ベストやな、って思います。

それは何故かというと、この人を送る時に、この人が喜ぶやろうな、って思って送った自分が満足するんですよ。

それをね、自分の都合で送り方を変えてしまうと、ずっと気になって仕方ないです。

お祖父さんは一度ね、旦那さんの所は改宗してるんです。

一度は真言宗だったんです。

毎日3時間ぐらいずっと仏壇の前でお経を読むような人やったんです。

でも、主人の父や母たちは宗教が違うかったんですね、で、お祖父さんが亡くなった後、父たちがやっている宗派で送った訳です。

で、あんなにお祖父さんはずっと言っていたけど、お祖父さん自体は諦めてもいました。誰もね、仏壇にも手を合わせないから。

でも、お祖父さんはそうやってお父さんが入った新しい宗教で送られてもちゃんとお祖父さんはお祖父さんであの世でちゃんとお母さんが迎えに来て行くので何ら心配することはない。ただ、送ったお父さんがやっぱりずっと気にしてました。

やっぱりお祖父さんの長いことやってきたことで送ってあげたら良かったかな、っていまだに言ってます。

80になってもそうですね。

これって、大分自分達より長く生きた人に対する最後のお土産になります、お葬式って。

なので、それをしっかりと送ってあげるということをすると、送った人の満足感になります。

送った人は、そんなに大したことやとは思っていません。

よく、お葬式の間は見てますけどね。

だから、葬式で喧嘩したらあかんよ、っていうのは亡くなった方が見ていることが多いので、大体四十九日ぐらいまで。

大体百日ぐらいまでは行ったり来たりします。

あの世の岸と、この世の最後のお別れに自由に動けるのが百日ぐらいあるので、会いたい人の所に会いに行ったりします。

なので、遠く離れててもこれは、その人と繋がりのある人の所には飛んでいけたりするようです。

なので、例えば、家の父が亡くなった時に、兄はタイにおったんですね。

で、タイから危篤ということで戻ってきたんですが、亡くなって葬式をした後、またタイに戻ったんです。

でも、7日いてない訳ですよ。

でも、何日かした時に、すごく父親に見られている感がして、後ろ振り返っても誰もいないんですよ。兄は見えない人なので。

振り返っても誰もいてないけど、ある時物凄い大きな声で呼ばれた気がした。

思わず返事して皆にびっくりされたと言ってました。

だから、それは父は百日の間、多分子供たちの家を各回っていたんじゃないかと。

それですごい怒られて、怒られて一度日本に帰ってきて仏間で手を合わせてました。どうぞもう出てこやんとってください、って（笑）

本当にそうやって百日は自由に動けるので、百日間は生き仏さん、って言ったりしますけど、ちゃんと祀ってあげたり、思い出話をしてあげたり、色んな、百日供養というものがあるぐらいなのでね、百日間は思ってあげることが一番の供養になるのかなと思います。

亡くなった方は、言っていたのはどんな形であれ、笑顔で見送ってくれたら、笑顔で思い出話をして見送ってくれるというのが一番うれしい、そして、火葬場で自分が焼かれていく姿も自分で見るって言ってましたね。

でも、それが痛いとか苦しいとかは全くなくて、すごくすっきり感があるそうです。

で、それでやっと初めて自分がこの世とお別れの時なんやな、ってことを感じるって。

なので、そんなに宗派のこととかを気にしたりとか、葬式の大きさを気にする人が良くいますけど、そんなに家族葬でＯＫです。

その人、見栄っ張りな人は別ですけど、一度来られた方で、父はどんな葬式を望んでますか？って言われて、

社葬。っていうのが昔ありました（笑）

会社されてて一代で大きな会社をされて、それで引退されて息子さんが後を継いで、それで亡くなって。

しばらく社会から離れてたじゃないですか。

で、最後の花火で、「社葬！」って言って。

だから、その息子さんは両手を上げて最後なので、ずっと出てこられても困るから、って言って、社葬されましたけど、

大変喜んでおられました。

そしたら、売り上げが上がったって言ってました。

やっぱり、最後にそうやってしたことで、やったことによって売り上げが上がったので良かったです、って言ってお礼にって言って満中陰に果物を貰いましたけど（笑）

お香典してないのに、って思いながら、やっぱりそういうことってあるんですよ。

そうやって喜ぶとエネルギーが上がるので、これでお父さんの最後をやってあげたって思うことは自分たちのエネルギーが上がります。

なので、またこれがエネルギーを呼んで、引き寄せてくるので売り上げが上がる。

だから本当にそういうことがあったりするので、あまり宗派とかこだわるのではなく、宗派とかのこだわりを持っているのは人間だけやと思います。

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自己紹介：インスピリスト伴（霊能者）
私は幼少期からいわゆる「見えないモノ」が見えたり聞こえたりしていました。
みんなも同じように見えると思い込んでいたのですが、「どうやら自分だけが見えているらしい」と気づいたのは幼稚園の頃。
ですから、物心がついたときには、すでに見えていたし、幼い時からの教育すべてが神仏との共存の仕方でしたので、みなさんが何を知っていて、何を知らないかが分かりませんでした。ただただ私は、私に見えているコト、
見えない世界と現実を繋げ魂が使命の道へと進む様にお手伝いいたします。

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