新年をを迎える為の準備はなぜするのか？

12月31日と1月1日が何が変わるのか？とても不思議に思っていたことがあります。

幼い頃から我が家は年越しで年神さまを迎えるために
神棚に大きな鏡もちとお供えのお酒に多くの果物などをお供えをして除夜の鐘がなる前頃から
神棚でお経を上げて年越しを過ごします。

寒い神棚での年越しのお祈りは子供の頃はとても嫌でした。

年神さまを迎える事は、その一年の家運が決まります。
家運とは金運に健康運に勝負運などすべての運が決まると思った方がいいと思います。
つまり福の神が来るか貧乏神が来るのかでその一年が決まるのです。

今年一年の行いなどで今年の年神さまと新年の新しい年神さまが交代するのが除夜の鐘のなる頃です。

お正月の準備がされた家にはいい福の神さまが来てくれます。
道具よりも、ものよりも大切なのがきれいに掃除されていることです。

今年一年の誇り（厄）を落とし浄化された所にお迎えすることが一番大切になります。

その証が門松やしめ縄になります。



しめ縄や門松は玄関や門に門松は両サイド一対で置きます。
結界の役目にもなり貧乏神や疫病神などが入れないようにします。

今年、運が悪かった方は掃除を念入りにして門松を小さくても良いのでしてみてください。

年神さまを迎えるのに必要なのが鏡餅です。

鏡餅に年神さまが入ってくれます。



今年喪中であっても飾りの無い鏡餅は用意してください。

鏡餅に年神さまが入ります。

年神さまをお迎えしておもてなしに必要なものが「おとそ（お酒）」となります。
おせち料理も本来は年神さまをもてなす為の料理でした。

年越しとともにお祝いをするのが本来で
除夜の鐘がなる頃におもてなしのおせち料理とお酒（おとそ）で年神さまをお迎えしてお祝いをします。

年越しそばはその日の夕食時間は一番忙しい時間の為に簡単に済ませることが出来るお蕎麦を食べるようになったと聞きます。

そばのように黒く（よく働く人のようになるように）細く長く生きられますようにと食べるといいと言う話が
年越しぞばの由来だそうです。


鏡餅は年神さまの御利益を頂くために必ず食べきってください。

鏡開きは地方によっても日が違います。
大阪は11日、京都は4日です。

我が家は大阪ですが8日頃に下ろしお餅を頂き始めます。

インスピリスト伴公式ホームページ お問い合わせ・申し込み