お釈迦さまは、インドの釈迦族の王子として生まれ２９歳で出家し
そして、３５歳１２月８日に仏のさとりをひらかれ、８０歳２月１５日にお亡くなりになったとされています。
人として生まれ悟りを開き仏となったのがお釈迦さまです。

お釈迦さまがその４５年間、仏として説かれた教えが、今の仏教の教えとなったいます。

お釈迦様の教えは物語のように語り継がれています。



お釈迦さまの教え

☆お金や財産が全くない人でも、思いやりの心さえあれば、施しができる。
「和顔悦色施（わげんえっしょくせ・明るい笑顔、優しいほほえみをたたえた笑顔で人に接すること）」を心がけ、一生懸命、優しい笑顔で接するようにする事は施しである。

☆働くとは、はた（周りの人）が楽になるように動く事である。人に動くと描いて働くという漢字になるそうです。
この話は宮司さんたちも良くします。

☆お釈迦さまのお言葉で。
「無常は迅速である。今、こうしている間にも、老いや病、そして死の苦しみが現実にあるではないか。われはこの苦悩の根本原因と、その解決の道を説いているのだ。人生の大事は何か。よくよく知らねばならない」と言う言葉があります。
常に優先順位を間違ってはいけないという意味です。
これは、毒矢が刺さっている侍に説いた言葉だそうです。矢を打ったものを探素よりも
命の危険である毒矢を抜き治療することが大切なのだと教えています。
この事は、見栄や意地では無く、今何をすべきかを常に考えて行動しなさいと言う事です。

☆継続は力なり
下手で、なかなかうまく行かない時も、続けていれば必ず報われる時が来るという話がありました。
あきらめずにやり続けることがその道を極めることだと教えています。

その他にも多くの話があります。

お釈迦さまの托鉢の話があります。

お釈迦様が貧しき人から托鉢を受けるのは
「利他の心を起こさせるために、私は行かねばならぬ。」と言って貧しい街を回った話しです。

人は苦しい時、他人の事など考える余地もありません。
ましてや自分も子供も食べるものがない中、汚い僧侶に食べ物を分けるなど
出来ない事ですが、その思いが自分を苦しい中に住まわせている事を教えているのだと私は教わりました。

どんなに苦しくとも他人を思いやれる利他の精神を持つことが出来れば必ず幸せになると教えられました。
（陰徳と言う事だと大人になって気づきました）
情けは人の為ならず　　人にかけた情けは、いずれ自分に帰ると言う事なのだと思います。

自己犠牲ではなく利他の精神は、施しても幸せ、施されても幸せという事です。


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